鍼灸師あるあるって?やりがいや大変な事とは?
鍼灸師は、鍼や灸を用いて身体のバランスを整え、痛みや不調を改善する専門家です。
「鍼灸師の仕事って、実際どんな感じなんだろう?」「大変なこともあるのかな?」そんな疑問をお持ちの方へ。
この記事では鍼灸師の仕事でよくあること、つまり【鍼灸師あるある】をテーマに仕事の魅力や大変さ、そしてやりがいについてリアルな鍼灸師という職業をご紹介します。
鍼灸師の働き方
一般的な鍼灸院では午前中から夕方までの診療が中心ですが、鍼灸整骨院や美容鍼灸サロン等では夜遅くまで営業しているところもあるのでシフト制で勤務するところが多いです。施術の他には受付業務も携わることがあり、電話対応やパソコンの事務作業等もあります。
また、患者さんの自宅で治療する訪問診療や、スポーツトレーナーとして勤務している場合はチームに帯同したりと鍼灸師の働き方は勤務先によって大きく変わります。
鍼灸師あるある
鍼灸師が日常的に経験したり、共感したりする出来事はいったいどんな事なのか。
鍼灸師に聞いてみた「鍼灸師あるある」をお伝えします!
1回の治療で完治すると思われている
鍼灸治療は痛いけど即効性がある。というイメージを持っている患者さんも多く、1回の治療で完治することを期待されることがあるため「継続することでよくなっていきます」と話すとビックリされる方もいます。 もちろん、鍼灸治療の効果は患者さんの体質や症状によって個人差が大きいのでその説明も忘れずに行います。
無意識に望診してしまう
望診(ぼうしん)とは、治療を始める前に患者さんの顔色・舌の色・皮膚の状態・姿勢などを視覚的に診察することです。
そのため、行き違う人の顔色を見て「胃腸の動きが弱まっていそうだな」と思ったり、姿勢 を見て「反り腰気味だから肩こりもありそうだな」と無意識に心の中で診察してしまう。
自身の不調は自身で治す
自身の身体の不調は「貴重な研究材料」。常に健康状態に気を配り、少しでも異変を感じたら原因を探求し、ツボを押したり、灸をすえたり。病院に行く前にまずは自身で鍼灸治療を試します。
身内が集まると健康相談会がはじまる
家族や友人の集まりなどに参加すると「腰が痛い」「肩が痛い」「脚がつる」などちょっとした身体の不調の相談をされる。
これはもはや挨拶代わりです。
気軽に相談されるのはありがたいけど、中には深く原因を探求したい方もいれば、軽い気持ちで聞いてほしい方もいて対応に戸惑うこともしばしば。
鍼灸師の大変な時はどんな時?
鍼灸師は人に貢献できるやりがいのある仕事ですが、ときに困難やストレスを伴うこともあります。
患者さんとの関係構築が難しいとき
鍼灸治療は患者さんとの信頼関係がとても大切です。しかし、患者さん一人ひとりの性格や抱えている悩みは異なり、症状によっては口にしにくいこともあるため、すぐに心を開いてすべてを伝えてくれるとも限りません。特に初診の患者さんに対しては、安心して治療を受けられるような雰囲気を作ることも大切です。また、チームで働く場合は他のスタッフとの連携もスムーズに行う必要があるので人間関係にはとても神経を使う場面が多いです。
独立開業には経営的な視点も必要
鍼灸院の開業は大きな夢の実現です。ただし、開業資金の調達や経営に関する知識の習得、競合との差別化など、独立開業には鍼灸治療以外の知識が必要です。どんな職業でも独立開業するときには必要なことですが、患者さんの獲得やリピート率の向上など常に経営的な視点を持つ必要があります。
集中力を継続させる忍耐力
患者さんが来院されたところから自身の五感をフルに使い、診察から治療までを決められた時間内で行わなければなりません。患者さんと会話しながら身体に鍼を刺したり、火を使用したお灸を使うため、やはり事故への注意が必要となりますし、繊細な技術が求められますので集中力を保つことは必要不可欠です。
鍼灸師のやりがい
責任の重さから大変な場面も多い鍼灸師ですが、もちろん多くのやりがいがあります。
人を直接支え、感謝される
鍼灸治療はその人が本来持っている自然治癒力を高める治療法ですので、副作用も少なく小さなお子様から年齢の高い方まで安心して受けられる治療法です。
まだ自分でうまく症状を伝えられない小さなお子様でも、身体からのサインをしっかり読み取り、ご家族からのお話を聞くことで治療はできます。お子様の体調がよくなりご機嫌が良いとご家族の負担を軽減することもできます。
鍼灸師は、患者さんの身体に触れてその人の状態に合わせた施術を人によっては何年もかけて行います。患者さんやそのご家族の症状が改善し笑顔が見られる瞬間や「ありがとう」とお礼を告げられることは何ものにも代えがたい喜びとなります。直接感謝の言葉をいただけることもそうですが、人の役に立っているという実感を得やすい点が大きな魅力です。
幅広い活躍の場
鍼灸の活躍の場は医療機関だけではありません。
近年では介護施設や美容サロン、スポーツチームなど、鍼灸師の活躍の場は幅広くなっています。自分の興味やスキルに合わせて多様なフィールドで活躍できる可能性があるので、自分の好きな分野に関われることでモチベーションが高い状態を維持できます。
独立開業という選択肢
鍼灸師は自分の治療院を独立開業できる資格です。
自分の考えに基づいた治療を提供できるだけでなく、自身の生まれ育った地元や永住したい地域で開業し、地域社会に貢献するというやりがいも得られます。
独立にはリスクも伴いますが自分自身の成長につながる大きな挑戦と言えるでしょう。
まとめ
「鍼灸師」のお仕事について少しでもイメージできたでしょうか。
鍼灸師は医療系国家資格の中でも独立開業のできる数少ない資格です。 また、その働き方も様々。鍼灸治療をどのような方に提供したいかによって働く場所は変わってきます。
独立することは大変なこともありますが、その分やりがいのあるお仕事です。困難を乗り越えるには自己管理をしっかりと行い、周囲の人とのコミュニケーションを大切にすることを念頭に、定期的なリフレッシュや、自身のスキルアップにも努めるように心がけることが大切です。
この記事を参考にしてぜひ鍼灸師への道にチャレンジしてみてください。
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